PPC for BeOS 使用記(Hardware)
しばらくメモリを
AB1 32MBx2
AB2 16MBx2
AB3 16MBx2
AB4 16MBx2
の160MBで運用していたが、アプリの増加に伴い足りなくなってきたので
AB1 32MBx2
AB2 16MBx2
AB3 16MBx2
AB4 64MBx2
の256MBにする。このくらいがベターなようだ。
内蔵のグラフィックはVRAM4MBに増強して1152x864x32bitsとしていたが、CRTとの組み合せのせいか、画面下側数十ピクセルが欠けてしまっているのと、NetPositive等のスクロールが遅いので、MGA Millenium II 16MB PCI 版を購入し、装着。
最大1600x1200x32bitsの表示が可能になったが、リフレッシュレートは低くしないといけない。
1280x1024x32bits,70Hzで運用。
NetPositive等のスクロールは快適になったが、GLTeapotは内蔵グラフィックの方が若干速い。
ハードディスクはApple純正の2GB+4GBの2台構成としていたが、ガリガリうるさいのと遅いので高速化することにした。
BeOS for PPC には IDE のドライバがないし、UltraWideSCSI ボードを増設しても動かない可能性が高いため、SCA80Pin/SCSI50Pinの変換アダプタを噛まし、IBM Ultrastar DDYST18350というUltra160SCSI 10000rpm 18.2GBを増設した。
純正2GBHDDのMacOS8起動ディスクからこの18.2GBHDDのBeOSを立ち上げる場合、4回に一度程度しか起動してくれない。
Beロゴの表示から立ち上げ終了まで5-6回くらいMac側とBe側で読み取りをしているらしく、うまくタイミングが合わないようだ。
これは18.2GBHDDを1台構成とすることで、回避できた。
MacOSはMac用にフォーマットされていないとインストールできないので、サードパーティのFWB HARD DISK TOOLKIT 2.0を購入してフォーマットとパーティション設定をした。
HFSに1GB、BFSに残りの16GBを割当。
この変換アダプタと別マシンに取り付けていたYANO MO640iは電源とコネクタの位置が他のHDDと左右逆となっているため、純正のSCSIケーブル1本では届かなくなってしまうため、いままで導入していなかったが、今回HDDとMODのコネクタ位置が合ったので、取り付けた。
ID2 MO 640MB(YANO MO640i)
ID3 CDD 8x (AppleCD 8X)
ID4 HDD 18.2GB(IBM Ultrastar DDYST18350)
実は新品の50PinSCSIケーブルを購入してしまったのだが、店頭でなかなか見つからずオークションで安価に購入したが、また無駄なものが増えてしまった。
BeOS for PPCで唯一の100BASE-TXドライバとなる3c920を使ってみようと3Com FastEtherLink XL PCI(3C905B-TX)を購入してみたが、net_server起動時にフリースしてしまって使えなかった。
とりあえずx86の方に付けているが、x86の方は内蔵NICが使えているので、これまた不要に。
x86とMacの切替機を2つ程購入してあるが、Beのinput_serverと相性が悪く、キータッチのタイミングがおかしかったり、入力を受け付けなくなってしまったりするため導入していない。
よって、Apple純正のキーボードと1ボタンマウスを使用している。