BeManuaX -reloaded-
2005/07/23
  ZETA Develop
ZETA 1.0 から BeOS R5 の開発環境が無くなってしまった。
これだと、既存のアプリケーションのビルドがうまくいかない。
と、いうことで ZETA 1.0 で BeOS R5 の環境を構築してみる。

1.BeBits からBeOS R5 Development Tools version2.9 をダウンロード

2.とりあえず適当なところに解凍
例:ダウンロードした BeOS5-DevTools.zip を Expander で /boot/home/Dev に解凍

3.NEOとフォルダ構成は違いますが、/boot/beos/etc/develop/beos-r5-gcc2-x86 というフォルダを作成して /boot/home/Dev の bin , etc , headers , lib , tools を /boot/beos/etc/develop/beos-r5-gcc2-x86 に移動する。
/boot/home/Dev はもういらないので削除。

4./boot/beos/etc/develop/beos-r5-gcc2-x86/tools/gnupro/bin の中身をすべて選択して /boot/beos/etc/develop/beos-r5-gcc2-x86/bin にリンクを貼る。

5.環境設定(Preferences)の開発環境(Develop)パネルで beos-r5-gcc2-x86 を選択して閉じる。
BeOSr5Develop

試しに ArtPaint 2.0 をビルドしてみましたが、問題ありませんでした。
ArtPaint
 
  ZETA Preferences Panel
完全にバグ
Preferences パネルを Tracker か ZETA Menu で最初に開くと Time & Date のタブがおかしくなります。
他のパネルを開いた時にはこの現象は起きません。
Time&Date
 
  Open Source CoverdCalc
ひろんさんの着せ替え電卓「CoverdCalc」のソースコードが公開されました。
すごいファイル数です。PPC 用のプロジェクトファイル作るのが大変でした。
BeOS R5 for PPC だとリソースが組み込めない。ダミーでも作りなおさないと無理かも。
XML用のライブラリもPPCでビルドしないといけないし、先が長そうというか殆んど無理かも。
 
  ZETA-PC
Berry Japan より ZETA 1.0 バンドルPC がオンライン販売されている。
発売当初はマシンスペックが全く不明であったが、ある程度のスペック情報が公開された。

このマシンは同社の Berry OS 2.0 バンドルPC と同スペックであり、ZETA 1.0 / Berry OS 2.0 を安心して使えるマシンのようだ。
ただし、ZETA 1.0 用の付属品はマウス、キーボード、スピーカーだが、Berry OS 2.0 用の付属品はワイヤレス多機能リモコンであることと、OSなしモデルの価格が若干違うので注意しよう。
(S端子がBerry OS用にはあるので、キャプチャカードがZETA用にはないのかも)

CPU については AMD Sempron Socket754 であるが、クロック数についての記述がない。

マザーボードはチップセットのみ記載されており VIA K8M800 / VT8237 とあるのでグラフィック機能統合のものであるはずだが、別途 ATI Radeon 9200 が搭載されている。ポートについては記述されていないが、おそらく AGP であろう。VRAM の記述もほしいところだ。

メモリについては最大2GBをサポートするが、DDR 512MBが搭載してあり、空きは1スロットとなっている。

HDD については ATA100 の 3.5" 250GB が搭載されているが、パーティション情報/回転数等については不明。

ドライブはDVD スーパーコンボドライブのみを備えているが、速度および接続方法については不明で、空きの5"および3.5"ベイの数も不明である。

LANについては搭載されているが、オンボードのものか不明だが、おそらくオンボードのものと思われる。
Sound はAC97 準拠サウンドシステム内蔵とあるのでオンボードのものであろう。

「仕様は改善のため予告なしに変更」するとのことであるが、最低限の情報は開示すべきであると思う。
上記の点の追記や Linux/ZETA のような非メジャー OS を推奨するのであれば、チップセット(LAN)の情報も記述すると親切なのではないか。
あと、最低限バックパネルの写真は必要であると思う。PCI ポートなどの空きスロット数も判らない。
付属品の写真もほしい。

本来であれば BTO にもぜひ対応してほしいところではあるが、部品調達や製造/管理が大変であろうから希望ということで。

本当ならJPBE.netのニュースとして書きたかったんですけど、あまりにも仕様が判らないのでこっちに書いてます。
 
  ZETA 1.0 Localeの不具合
ZETA 1.0 のローカライズによる障害というか、CDBurnerのステータスが判らない。
CDBurner
一度ウィンドウのリサイズをすると見えるようになります。

SimpleBackupだとスライダが展開できなくて詳細設定ができない。
SimpleBackup
一度英語にしてSimpleBackupを起動してスライダを展開して、日本語に戻せばいいけど、できれば日本語辞書の方を簡素な表現にした方がよいでしょう。
私がNEO用に訳したやつだとこんな感じです。
SimpleBackup-NEO

それと、日本語で使っていれば問題ないんですけど、他の言語設定でZETAを使っているとTrackerで/bootを表示させると今までbeosだったフォルダがzetaになってしまっていて戸惑う方もいると思います。
boot
実はシステム的にはフォルダ名はbeosのままなのですが、LocaleKitを使ってzetaと表示させているだけなんです。
実際この状態でもzetaというフォルダを作成できてしまい、二重に同名のフォルダが存在してしまう不具合がでます。また、スクリプト等でフルパスで指定しても本来と意図しないところを参照することになってしまいます。
こんな馬鹿げたことは「百害あって一利無し」ということで外してもらったんですが、他の言語までは反映されなかったようです。
と、いうことなので/boot/zetaというパスは存在しませんので注意。
 
2005/07/17
  ZETA 1.0 LiveCD
www.ZETA-Vertrieb.de では DEMO 用の Zeta 1.0 LiveCD が 9.99EUR で用意されている。
動作機種が不明な状態で Deluxe Edition (15,800円) は普通買えないだろうし、Home Edition は影も形もない現状では、こういったものを日本でも用意する必要があるんじゃないんですかね?
もしくは ZETA Das Multimedia-Betriebssystem ESPRESSO! でもいいと思いますけど。

うーん、それにしても直ってない不具合が多いですね。
あいかわらずパッケージングは悪いし、収録し忘れている日本語辞書多数(最新版が収録されてない)。

マニュアルは無くなってるし、開発環境もだいぶ変更になってて make でワーニングいっぱいです。
たまにはいいこと書きたいんですけど、こんな状態じゃねぇ。

あ、個人的な評価はRC1の次くらいに不出来です>R1
待ちの人はいつまで待っててもしょうがないですから、そろそろ買った方がよいのではないでしょうか。
 
2005/07/11
  ZETA 1.0 来ました
と、いうことで感想。
ケースとかそのラベル、マニュアル、CDーROMについてもこりゃ全部日本仕様です。
ケースのラベルで笑えたのが、正面左上に本来左から黄色の四角ボタン、白地で「yellow」、黄色地で「TAB」と入るはずなんですが、「yellow」が抜けてます。

デザイン的には今までの蚊よりぜんぜんいいと思うのですが、締まらないですねぇ。
マニュアルも印刷屋が悪いのかマージンのバランスがおかしいです。すごく安っぽく見える。

インストールは簡単に終わったけど、USBドライバの認識機種が減ったのと、FirefoxとCannaIMのバグは痛いです。

あとは100発100中でMedia_serverを落とす技を紹介しておきます。
eXposerを起動して終了するだけ。
 
2005/07/10
  ZETA 1.0 の Globe
ZETA 1.0 の Globe が初期状態でドイツ語になってしまっている。
英語なら問題ないと思うが、どこで設定したらいいのか迷うこともあるでしょう。
と、いうことで2通りの変更方法を紹介しときます。

1.テキストエディタで編集する
/boot/home/config/settings/Globeにある「settings.rdat」をテキストエディタで開きます。
1行目に「Language=German」という記述があるので、これを「Language=Japanese」に変更し保存します。

2.Globe の設定パネルから変更する
メニュー「Einstellungen」から「Einstellungen」を選択します。
GlobeMenu

設定パネルが開くので「Sprachen」から「Japanese」を選択しすると再起動を促すメッセージが出ます。
GlobePreference

GlobeAlart
「OK」ボタンをクリックし、設定パネルを閉じてGlobeを再起動させます。
 
2005/07/09
  ZETA Das Handbuch
と、いうことで本日Amazon.co.jpに頼んでいた「ZETA Das Handbuch」が届きました。
ドイツ語なので読まずに付属のCD-ROMをPCに挿入。
LiveCDだと思っていたら、普通にインストールするタイプでした。

なるほど、いくつかアプリケーションが削られていることと、アクティベーションのためのキーが無いのが制限ってことみたいです。

ZETA 1.0 で追加された
・BeBop
・JABA
・PhotoGrabber
・TimeZliner
・VideoEditor
・Whisper
がないことと、以下のサードパーティ製商用アプリケーション
・eXposer
・Gobe Productive 2.0
・GrooveMaker
・Moho
・SampleStudio
この他にもEmulatorsが全くなかったり、
・BeGet
・BeHappy
・BeIDE
・BitTorrent
・CodyCam
・Financial
・MeTOS
・NetPenguin
・NetPositive
・PackageBuilder
・Pe
・QuickRes
・Spy-O-Matic
・RHConsole
・SoftwareValet
・SVM
・winrc2be
・etc...
と、結構削られています。

本には専用のアップグレード申し込み用紙が同梱されており、yTへFaxで申し込むことになるが59EUR+5EUR掛かるようだ。

もしかすると、製品版とビルドナンバー違うかもしれませんが、このバージョンのAbout
ZETA R1 About
 
2005/07/07
  Nvu
1.Il tuo sistema からイタリア語版 Nvu ver.1.0をダウンロードしてインストール。
http://www.iltuosistema.it/zip/nvu_italiano.pkg (13MB)

2.同じく設定ファイルIl tuo sistemaからダウンロードして/boot/home/config/settingsへ解凍
http://www.iltuosistema.it/zip/nvu.zip (1.6MB)

3.Nvu用試製JLP - あ より Nvu ver.1.0用のxpiファイルをダウンロード

4.デスクトップにできる「Nvu italiano」からではなくインストール先の「nvu-1.0」から起動し、Tools/Extensionsで「Install」からローカルにダウンロードしたxpiファイルをインストール。

5.Nvuを再起動してTools/Extensionsで「Nvu用試製JLP」で「Japanese」を選択してNvuを再起動。

めでたく日本語化
Nvu
 
2005/07/02
  V603SHの活用
と、いうことで私のV603SHをMP3携帯ミュージックプレイヤーにしてみる。
V603SHで再生可能な形式はSDMI(Secure Digital Music Initiative)準拠のMP3に限られる。

まづ、この形式に変換することができるソフトウェアが必要になるが、よく見かけるのがPanasonic SD-Jukeboxだが、有償。
そこで無償で利用できるTOSHIBA Audio Managerを入手する。

続いてハードウェア系の整備だが、著作権保護機能をサポートしたリーダ/ライタが極端に少ない。
USB1.0のタイプは既に製造終了品で入手困難。
USB2.0のタイプだと安価なものでPanasonic BN-SDCGP3というものがある。SD/miniSD対応で今回はAmazon.co.jpがオークションよりも安かったのでそちらで購入した。
¥2,680(税・送料・振込み手数料込み)

SDカードは何でもいいのだが、携帯端末との相性があるので選定には注意しよう。
今回はminiSD 256MBアダプタ付のTranscend TS256MSDMの新品をオークションで購入。
¥3,538(税・送料・振込み手数料込み)

あとは、携帯端末から「ミュージックキー」を購入する。
手続きをすると次回の請求に含まれる。
¥1,575(税込み)
この「ミュージックキー」は本機専用で、他の端末に変えると再度購入が必要になる。

これで携帯端末で「ミュージックプレイヤー」を選べば転送した音楽を再生することができる。
 

名前: KiM
場所: Tokyo, Japan
アーカイブ ファイル
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